夏の終わりってやつ

こないだまで毎日暑くて早く終わらないかなと

たぶんたくさんの人たちに思われてばかりいた夏は

突然手のひらを返すように様変わりしようとしてる。

さよならもいわずに

つくづく季節って潔いなと思う。

こちらが逆にもうちょっと居てくれても良かった・・

と失ってはじめて気づく夏の尊さとか、

なんだか恋愛にも似た思慕の情だったりする。

 

でも、季節は確実にまた一年後に戻ってくる。

心配してもしなくても

同じような季節行事がまたやってきて、

こちらがおかえりって言葉を放つたび、

確実に少しづつ年をとる自分が浮き彫りにされるようで

だんだんと同じようには馴染めなくなっているのだけれど。

 

うたうこともきっとそう。

僕が作った歌はいろんな記録媒体のおかげで

一生残ることができるけれど、

歌う僕自身はたぶんすこしづつずれていく。

いつか歌わなくてよくなる日がくるのなら

それはそれでほんとうは嬉しいことなのかもしれない。

 

 

 

次の土曜日、今池TOKUZOで「Live世界の砂場から」です。

出てくれるバンドが本当に毎回素敵だから自信を持って届けたい日。

そう、これで32回も続けてこれました。

 

11/22の「Circuit世界の砂場から」に向けてここがスタートの日。

最高の日にできるよう精一杯がんばりますね。